〜実際世の中でどんなことが求められているのか〜 システム開発現場経験7ヶ月のMurofushiと考えるインフラ系エンジニアの実情

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こんにちは!広報チームのMurofushiです。
今回は、「インフラエンジニア」について話そうと思います!

昨年Y&Iではインフラ案件がスタートしています。
現在現場で働いているエンジニアもいて、これからその数は増えていく傾向にあると思います。
また、インフラ案件のスタートに伴い「インフラエンジニアに興味がある」という社員も耳にします。
ですが世間的にインフラエンジニアがどんな所で求められているのか。インフラエンジニアに必要なことは何のか。など、”興味がある”としてどこまで知っていますか?そして、次の行動に移れていないのなら、会社を利用することを考えてもいいのではないのでしょうか?
今回はそんなことを意識しながら改めてインフラエンジニアについて考察して、今後に活かしていこうと思います!!

ちなみに、昨年9月にY&Iのインフラ案件スタートについて人事のTamagawaさんから記事を投稿されていますので、こちらも併せて読んで頂ければと思います!

インフラエンジニアについておさらい

ざっくり「インフラエンジニアとは」からおさらいしたいと思います!
インフラエンジニアはIT基盤の設計・構築・運用・保守を手がけ、担当によって扱う技術領域はサーバーやネットワーク、セキュリティなどさまざまですが、いずれの仕事も「上流工程(要件定義・設計・構築)」と「下流工程(運用・保守・監視)」に分かれています。

そのため「サーバーエンジニア」や「ネットワークエンジニア」、「セキュリティエンジニア」などいくつかの種類に分かれており、会社やプロジェクトによってさらに役割が細分化されるケースもありようなのが現在の様子のようです。

またご存知のようにインフラと呼んでいるのは、「Infrastructure」の略であり、この英単語が「基盤」という意味になっています。
一般的にインフラというと「電気・ガス・水道」というように「生活上必要になる基盤」を指すのと同様に、ITインフラというと「サーバー、ネットワーク、セキュリティ」というように「ITで必要になる基盤」を指しています。そのため、インフラエンジニアが扱う技術やサービスは今の時代、生活に浸透してきたITサービスの基盤ということになるので、それだけ責任や求められる技術スキルや知識は高い水準が要求されると考えられます。

そこで必要になるのが、技術や知識の保証となる資格です!

インフラエンジニアにとって働く上で、スキルや知識が保証される資格を有していることが仮にインフラ未経験者同士で並んだ時に確実に優位に働くはずです。

さらには、資格取得していること=自己研鑽を続けている人物/自発的かつ主体的に行動できる人という評価にも繋がります。こういった「求められる人物像」もより明確に求められていて、他にも「エンドユーザーを意識した構築・運用ができる人」というのがあります。
“エンドユーザーのために” より高効率化の提案ができる、考えられるだったり、
“エンドユーザーのために” 障害や事故の発生を想定して開発を進められるという実績や考え方も求められているようです。

ですが、こうした「求められる人物像」についてはエンジニアとして稼働している人や、エンジニアを目指している人材であれば少し考えたら辿り着けそうな観点ではないでしょうか?
あとは日々の業務で「与えられたことをオリジナリティを持って”考えて”遂行できているか」だと思いますので、エンジニアとして働く日々の中で少し考えを改めて取り組んでみましょう!!

よって、大事になるのは「資格取得」かなと思います。
いったい「どんな資格があるのか」皆さん何も調べずに知識としてインプットされていますでしょうか?知っているのもありますが、知らない事の方が多いので紹介したいと思います!!

まだまだあった!インフラに通ずる資格!!

今回下記の一般的に転職の際に勧められている資格に注目してみました。
他にも資格はあると思いますし、現場によって求められるものはケースバイケースだと思いますので、そのつもりでご理解頂きたいです!(笑)

・基本情報技術者試験/応用情報技術者試験
・CCNA/CCNP
・LPIC/LinuC
・AWS 認定ソリューションアーキテクト

まず「基本情報技術者試験/応用情報技術者試験」ですが、情報処理に関する国家資格となっていて社内でもこの勉強をしている人は多いのではないのでしょうか?
基本情報技術者試験に合格した人が、次に目指す試験として位置づけられているのが応用情報技術者試験となっており、どちらも技術からプロジェクトマネジメント、経営まで出題範囲は幅広くプロジェクトマネジメントや経営というのはなかなか身につけられる機会が少ないと思いますのでこれを機により広い視点で物事が見えるようになってくるのではないでしょうか?

次に「CCNA/CCNP」です。どちらもネットワーク機器メーカーのシスコシステムズが提供する資格で、ネットワークエンジニアの技能を同社が認定します。今インフラ案件で稼働している方で「一陸特」を取得している方などはCCNAの取得を目指している方がほとんどだと思います。CCNAより難易度が高く、上位資格に位置付けられるのが「CCNP」になっています。
どちらも世界共通基準の資格となっており、取得すればネットワークエンジニアとしての基本スキルが備わっている証明になるので、ネットワーク系に興味がある人はこの資格を持っているだけでもかなりレベルアップになるのではないでしょうか?

続いて「LPIC/LinuC」は、Linux技術者としての技術力を認定する資格になっています。なかなか普段からLinuxを意識している人は今の社内では少ないのかな?と思うのですが、Linuxでできることを挙げてみると「サーバー構築」「OS設計」「組み込みシステム開発」などがあります。組み込みシステムが少しイメージしにくいかもしれませんが、家電IoT機器の制御プログラムに相当します。こうすると少しインフラなイメージがしやすいのではないのでしょうか?プラスLinuxを扱えるとコマンドプロントのようなCUI操作の練習にも繋がるので、この点においては今の開発現場で役立つ可能性もあると思います!!

最後は「AWS 認定ソリューションアーキテクト」というAmazonが提供するAmazon Web Serviceの認定資格のうち、クラウドの知識を証明する中級レベルの認定資格になっています。ただしAWSを一年以上使った実務経験をもつソリューションアーキテクト担当者を対象としています。
「Amazonが提供する」というところが何よりのパワーワードです。今や働く場所によってはAWSが使われていることもあると思います。「AWS 認定ソリューションアーキテクト」以外にもレベリングや分野別に分かれているので興味があれば調べてみてはいかがでしょうか?

いかがでしょうか?
実際の世の中の求人や案件を見て感じたのが「クラウド系求人」の多さです。
リモートやIT導入によるインフラ整備、保守運用はもちろんありますが、同じく需要がありそうなのがクラウドサービスの構築や導入におけるエンジニアのようでした。
またLinuxでのサーバー開発系も目に留まりますので、上記で取り上げた資格は通ずるように思いますので、ぜひ参考にしてみてください!!

“興味がある”なら”できること”がある!それが「資格取得」

今Y&Iではまず「一陸特」を取得してから、現場に参画するようになっています。
実際に稼働中のOkazakiさん、Hisamatsuさんに「どのくらいで資格を取得したのか」「どんな案件でお仕事されているか」伺ってみました!

一陸特の資格取得まではどのくらいかかりましたか?

私は1ヶ月くらいで取得できました。

僕は2,3週間くらいで取得しました。

大体1ヶ月くらいで取得できそうですね!その後今はどんな案件でお仕事されていますか?

主な業務は携帯会社が持っている通信基地局に対してソフトウェアをインストール、アップグレードすることです。主に使用している言語はlinuxで、必要な情報を引っ張ってきてログを作り、作業ができるのかどうかまず精査します。その後作業できるように準備をし、インストール、アップグレードの作業になります。時に100局以上あるログから必要な情報だけ抜き出すのに、コマンドをどう組もうか考えてるのが楽しいですし、自分の勉強にもなっているのを感じます。

現在の案件は携帯電話基地局に対してデータ投入する仕事をしています。具体的には現在、5G回線が主流になりつつありますがまだ4G回線の通信で行われている基地局がありますので、4G回線から5G回線に移行するための必要なデータを投入している業務をやっています。 インテグ業務は一人で行う業務ではなく作業者・確認者がペアになり、作業者がデータ投入して、確認者が作業者の動きに間違いがないようチェックする形で業務が行われています。

ありがとうございます!!僕自身インフラの現場を知らないのでとても興味深いです!最後に、資格取得以外に必要に思う準備しておいた方がいい知識、スキルなどありますか?

インフラは特に「生活に欠かせないもの」を扱っているわけなので、少しのミスが大きなものになる可能性が十分にあります。なので危機意識を持つことと、そうならないために周りの人とちゃんとコミュニケーションを取ることが大事だと思います!

僕個人的な話ですと最低限携帯電話が繋がる仕組みは理解しておいた方がいいと思います。正直インフラ業界のことをわからないと思います。その状態で何もわからないまま業務を行なっても次どうしたらいいのかわからない・・やっている業務がわからない・・この業務しんどい・・と悪循環に陥ってしまいます。仕組みを理解することで実業務がこういうところで役に立っているんだ!と理解することができます。理解するとやりがいにも繋がっていきますので、携帯電話が繋がる仕組みを理解しておいた方がいいと思います。

実際に稼働している方のお話を少し伺ってみました!
少しでも実業務のイメージが膨らむといいなと思います。

Okazakiさんからは、インフラであるからこそ定義として事前に理解できることがあって準備ができるということ。Hisamatsuさんからは生活に欠かせないインフラであるからこそ危機意識や責任感が大事というところから、

インフラのメリットである職として安定感があるからこそ必要なスキルがある。ことが垣間見えたと思います。

改めてインフラエンジニアについて考えていきました。

私は興味があればやってみるだけの価値がITインフラにはあるだろうと感じました。
生活やサービスに欠かせないITのインフラ、その知識があること。それを証明する資格を取得していることは、誰にでもできることだと思います。

“インフラ案件で働くかはわからないけど、インフラエンジニアにも興味がある”
というのが大半の方々なのではないでしょうか?

ITやお仕事だけでなく、興味があれば、できることがある!と私は考えます。
小さなことでも、些細なことでも問題ないです!

その一つとして資格取得は、受験条件がなければ誰でもできることです。
しかも今回ITインフラという分野は、現役のお二人が携帯会社に関わる所、また5Gに関わる所で活躍されるように成長分野で働くチャンスでもあると思います!

資格取得のために広報からはACROという活動をしています。最近はより活動を強化して教育チームにもご協力頂き勉強が捗る進め方の構築を進めています。
資格取得で悩んでいたら、相談ベースでもいいのでこの活動を活用してみませんか?

また社内ではインフラ系のカリキュラム作成も進めています。実はOkazakiさんはその一人です!
インフラエンジニアとして活躍中の方もいますので、そもそもインフラエンジニアについてもっと知りたい!実は悩んでいる。なんて方も、教育チームや内勤、営業担当など、声を挙げられる所はすぐ近くにあると思いますので、ぜひ、会社を利用して頂きたいと思いますし、
そうして積み重ねるコミュニケーションの中でご自身が成長できたら、アクションが取れたら、とてもアクティブでいいなと思いませんか?

ぜひ興味があれば行動に移して頂いて、調べるだけでなく実りあるアクションとして資格取得から始めてみたら良いのではないでしょうか?

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    tomoka
    広報

    インフラ系の資格興味あります! JAVAの開発案件にはいってますが インフラの推奨などもあるので勉強頑張らなきゃです!皆さんの勉強目安など見て参考になりました!

    MASUDA
    広報

    「仕組みを理解する」のはインフラに限らず、全てにおいて大事ですよね! 携帯がつながる仕組みも即答できなかったので、少し勉強しようと思いました!

    TODA

    改めて資格取得の必要性や、インフラの現場を知るいい機会になりました!

    BABA
    人事部

    okazakiさんにインフラの説明してもらった時、すごい分かりやすかったです! インフラで活躍されている方を見ると刺激受けちゃいます!!

    YAMADA
    SES

    岡崎さんとは同期でいつも刺激もらってます!陸特の説明もわかりやすかったです!

    nene
    SES

    最近は勉強会も盛んに行われていますよね!興味がある人は行ってみてもいいと思います✨

    TAMAGAWA
    人事部

    社内にはインフラエンジニアも開発エンジニアもいるから、色々な知識が吸収できて勉強になるよね😄

    YIG

    岡崎さん・久松さんは今何の勉強中なんだろう?😏

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