多重請負構造をぶっ壊せ!受託チームが目指すお客様満足度No1

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こんにちは!広報の玉川です!最近は社内でも受託チームを目指す人が増えてきており、受託チームのテストを受けに行ったり、話を聞きに行ったりしているメンバーの姿もよく見受けられます!実は受託チームは社員の中でもかなり人気の部であり(当たり前か・・)だからこそ、ライバルの数というのは実際に多いかもしれません。今回はそんな受託チームを目指す皆さんに、「受託チームを目指すのであればぜひ知って欲しいこと」をお話ししていこうと思います!

受託チームが求めているものを把握していますか?

受託チームを目指す人は社員にもかなり多いと思いますが、現状受託チームのことをどれほど知っていますでしょうか?受託の求める人物像だったり、求めるスキル感、どんな案件を扱っているのかとか、技術力テストの内容、あとはどんな理念のもと仕事をしているのかとか、受託チームが今後目指しているもの、受託チームに入るためにやるべきことなど、どれくらい理解がありますか?なんとな〜くいつか受託チームに入りたいなあなんて思っていたとしても、実際のアクションが伴っていないと受託チームに入ることはなかなか難しいです。また、一人で勉強し続けていたとしてもそもそも自分の勉強していることが受託チームに求められていることとマッチしていない、会社が皆さんの努力を知らないのであれば意味がないですよね。もちろん受託チームとしても人数が増えれば扱える案件も多くなるので、これからどんどん人数も増やしていきたいです。会社としも、内部で働けるメンバーが増えればそれに越したことはないのですが、結局どんなに人員を欲していても、受託に入りたいと思う本人のポテンシャルが一致していないと一緒に仕事していくのは難しいと思います。

ゴールを把握することの重要性

どんな目標設定をするにしてもそうですが、まずは目標となるゴールをしっかりと把握していなければ、正しい努力の仕方もわかりません。どんなに自分で行動をしても、その行動自体がゴールに紐づくものでなければ、意味がないものになってしまいます。なので受託チームに入るのであれば、まずは受託チームに求められるものを理解していないといけないです。皆さんとお話をしていると、とにかく技術力がないと、、と思って勉強している方が非常に多いなぁという印象です。しかし、技術力を磨くことだけに専念するのであればそれは大間違いです。もちろん受託チームに入るにあたって技術力というのはとても重要な判断基準にはなりますが、それ以外にも受託チームの理念や思いに一致しているか、、というのもとても重要な要素になります。それでは皆さん、受託チームが大切にしている理念というのは理解していますか?

多重請負構造とは? 

まずは受託チームの理念を理解する前に皆さんに知って欲しいことがあります。それはIT業界で蔓延している多重請負構造についてです。通常、システムを開発するにあたりユーザー企業からベンダー企業に開発を委託されます。ユーザー企業とは、開発した情報システムやソフトウェアを利用する企業、すなわちシステム開発を依頼・発注する企業のことですよね。一方でベンダーとはシステムやソフトウェアなどのIT製品を販売する企業のことを指します。開発を行う販売会社に関しては「開発ベンダー」と呼ばれたりもします。ユーザー企業から直接業務を委託されたベンダー企業のことを元請け企業と言い、元請け会社からさらに業務を委託された会社のことを下請け会社と呼びます。業務量の分担に応じて下請け会社がさらに業務を孫請け(2次下請け)やその下(3次下請け)へと流すことで、多層的に業務委託が行われていくことを多重請負構といいます。主にIT業界や建設業界で用いられ、下請けの末端で働く労働者の労働環境や低賃金などが問題視されています。

多重請負構図の問題点というのはその仕組みそのものになります。通常、元請け企業から下請け企業に業務を下ろしていく中で自社取り分(管理コスト)というのが差し引かれてしまいます。差し引かれる予算によって業務量の分担が均等に行われればいいですが、実際はそうはいきません。場合によっては途中階層の企業が自社取り分を差し引いて下請け企業に案件を丸投げしているなんてこともあり得ます。また二次請け、三次請け、四次請けと下がっていくことにより、予算が差し引かれ、開発費用の圧迫に繋がるので、末端のエンジニアの報酬はどうしても少なくなってしまいます。予算ギリギリの状況のため、問題が発生した場合に要員追加ができず、既存要員の長時間労働につながる可能性があります。ユーザー企業からしたら単価分の価値を期待しているため、実際に業務を遂行するエンジニアは自身の単価以上の働きをしなければならないというケースも生まれます。そうなってしまえば、末端のエンジニアやユーザー企業にとっても、不幸な結末に繋がってしうまうことは言うまでもないですよね。ただそう言った状況がIT業界の中ではすでに蔓延してしまっているのが現状であり、それゆえにエンジニアの仕事そのものがブラックだとか3K「キツイ・帰れない・給料が安い」などと言われてしまいます。

今は9階にお引っ越ししていますが受託チームの仕事の様子です!

受託チームが目指すお客様満足度向上

先ほどお話した多重請負構造というのは誰も得をしません。お客さん目線になってもいくつもの商流を挟むことで要望が通りにくい、意思の疎通がうまく取れないなどの問題が発生することがあり得ます。そうなってくると、お客さんからしてもシステムの開発を依頼した会社に対しての信頼や満足度というのは下がってしまいますよね。またエンジニア目線で見ても、そのような問題がIT業界では蔓延してしまっているせいで、それがエンジニアと言う職種のイメージを悪くしてしまっている・・という事実があります。であれば、Y&Iがそれを変えていきたい!ということで始まったのが今の受託チームです。実はその問題を解決するのはとてもシンプルで設計〜開発〜運用保守まで一つの会社がワンストップで行えればいいのです。そうすることでお客さんからしたら、初めに依頼した会社が開発までを行うことができ、早い・安い・柔軟で信頼度高いなどのメリットを得られることができます。また、会社理念にあるような社員とクライアントの仲間意識というのも受託チームで大切にしている考え方です。ただ一つのシステムを作って納品するだけの関係値でなく、本当の仲間になったつもりでどうしたらより良い商品が作れるのか、お客さんの要望に近いものが出来上がるのか、お客さんと寄り添って一緒に考えながら開発をしていこうという思いを大事にしています。せっかく社内で完結できる仕組みがあるのであれば、自社のエンジニアがお客さんの要望を最大限に引き出すことができます。

エンジニアとしての考え方

現在は四半期に一度受託チームが行っている技術力テストがありますが、そこでは毎回様々な問題が出題されています。出題されるタイミングによってテストの内容も変わってきますので何を勉強すればいいのかと迷う方もいるかもしれませんが、そのテストで求められていることはずばりエンジニアとしての考え方です。出題されるテストの言語などはその都度、変わると思いますが、そこで「この言語をやっていなかったからできなかった・・」ではなくしっかりとエンジニアとして必要なロジックの部分を理解できているかというのが重要視されます。実際に受託チームが受ける案件というのは様々です。HP制作のようなフロント業務がメインなこともあればデータベースを使用したシステムの開発案件だったりと様々です。だからこそ、どんな言語でどんな案件がたとえ来たとしても、広い範囲である程度のプログラミングの概念がわかっていれば、例え言語が変わったとしてもそこに対しての問題解決をしていくことは可能になります。

自分よがりではなく、他人目線で考えよう!

皆さん受託チームになりたい理由は様々だと思います。PMのように顧客折衝をやりたい、将来的にはフリーランスになりたい、社内で働いたら楽しそう、など色々個人の目標はあるかもしれません。個人の目標を持つこと自体は悪いことではありません。むしろ会社としも、皆さんのやりたいことを会社で叶えられるのであればそれに越したことはありません。ただ受託チームに入りたい理由が自分よがりになってしまうのであれば、それは違うかなと思います。受託チームに入るのであれば、自分は受託チームにどんなメリットも与えられるのか、自分が受託チームに入ることでチームにどう貢献できるのか、など、まずは相手目線で物事を考えられる必要があります。自分のやりたいことだけやるとか、言われたことだけやるのであれば自分一人で好きなことをやった方が早いと思います。ただそうではなくて会社の一員として、受託チームのメンバーになるのであれば、まずは受託チームの今いるメンバーの目線になって、自分は相手に何ができるのだろうと考えないといけないと思います。受託チームの思いと、自分の方向性が向き合って初めてお互い一緒に仕事をすることができるのではないでしょうか。

受託チームはまだ7名の少人数

皆さんに覚えておいて欲しいこと、それは受託チームはまだ総勢7名の少数精鋭のチームだということです。人数が少ない中で案件を回していくとなると、いい意味でも悪い意味でも、一人当たりの裁量というのはとても大きくなります。今の人数の段階では裁量が大きい分、受託チームに入って、あれを学びたい、これを学びたい、というスタンスではダメなのです。受託チームに入って、自分はチームにどう貢献できるのか、自分がいることで何が変わるのか、どうしたら既存のチームがもっと良くなるのか、人数が少ないからこそ自分が作り手になる意識を持たないといけないです。言うならば受け身で仕事を待っている状態であれば、今はまだ受託に入るのは難しいと言うことになります。反対に自分からどんどん情報を取りにいって、出来ることを探すくらいのモチベーションとそれに対応できるスキルあれば、今すぐにでも欲しい人材ということになります。なので皆さんにお伝えしたいことは受託チームに入りたいのであれば、ガンガン行動してください!プロジェクトチームに入って会社に貢献する、社内で自分の名前を覚えてもらう、受託のメンバーと仲良くなる、受託の人に何かできることがないか聞いてみる、制作物を作ってみる、色んな情報を集める、でもなんでもいいと思います!できることは沢山あります。まずは相談してみてください!!何をすればいいか分からない・・という方はぜひ人事部の玉川にお声がけください!

投稿者プロフィール

TAMAGAWA
TAMAGAWA
1出身:神奈川・東高校
2経歴:
コールセンター(営業)
自動車メーカー(PMO)
3生年月日:1994年(おひつじ座)
4趣味:youtube鑑賞・読書
5スポーツ:ラクロス・チアリーディング
6好きな映画:ベイマックス
7座右の銘:やればできる
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    TAMAGAWA
    人事部

    皆さん受託チームに興味がある方がかなり多かったので記事にしました!受託に入りたい人は必ず読んでください😸

    FUJISAWA
    IT営業部

    池田くん頑張って!

    YAMADA
    SES

    僕も受託チームに興味があるのでとても参考になりました!